05/17/2015 「不老不死」は見果てぬ夢なのか。
不老不死・・・('ω'`)
皆さんも1度は聞いたことがある言葉でしょう。
意味は読んで字のごとく、永久に歳を取らず、永久に死なないこと。
映画や漫画やアニメやゲーム
創作物の世界では当たり前のように出てくる不老不死ではありますが
果たして不老不死は実現可能なのでしょうか('ω'`)?
空を飛ぼうと初めて思った人間だって最初は馬鹿げていると思ったかもしれない
周囲の人間からは単なるクレイジーな親父だと思われたかもしれない
それでも今の現代社会では人間は空を飛ぶ事を1つの移動手段としています。
治らないと言われた病も少しずつ解明され、治療が可能になってきています('ω'`)
ある宗教から言わせれば、クローンや不老不死は既に神の領域を侵していると言われるそうです('ω'`)
既に人が人の命を操っているこの時代、数十年、数百年後はもしかしたら
不老不死が実現となるかもしれません('ω'`)
その可能性に挑み続ける人間を少し見ていこうと思います('ω'`)
そもそも、不老不死とは古くから巨万の富、名声を築き上げた人間の見果てぬ夢でした。
有名な話の1つでは、中国の秦の始皇帝は実際に不老不死の薬を生前求めたという話がありますね。
そして、16世紀に生きたバートリ・エルジェーベトという女性は
老いを乗り越える為に、若い処女の女性から生き血を抜き取り
その血を暖かいうちに浴槽に溜め、その浴槽に漬かるという残虐な方法まで試みたそうです。
その他にも多くの人間が不老不死を追い求め
独自の手法を試みたとされています、中には狂気的な物も沢山あったそうですね。
そして、現代においてすら不老不死は
大富豪や権力者の見果てぬ夢となっています('ω'`)
記録上、最も長生きだった人間は117歳。
しかし、Google投資部門のビル・マリス氏が語った内容によれば、
共同創業者であるセルゲイ・ブリン氏は「人間は500年生きれる」との考えをもっているそうです('ω'`)
これまでも再三「死を治す」と発言している同氏ですが
同じような考えを持ち、巨額の私費を投じている人は沢山いるそうです。
こういった研究に向かう動機はさまざまですが
少し前までは夢だった不老不死も、医学、科学の進歩により実際に現実味を帯びてきているそうです('ω'`)
では、実際にどのような方法を取り不老不死を実現させようというのでしょうか('ω'`)?
1つ1つ見て行きましょう。
01.体内に小型ロボットを送る
Googleのエンジニアリング・ディレクター、レイ・カーツワイル氏は、
マイクロサイズのロボット「ナノボット」を体内に送り込み、
免疫システムを強化することで分子レベルでの健康を保つことができると推測。
2,030年までに実現されると見込んでいるようだ。
薬と同じような形式で飲み込まれ、血管を通って全身を巡り、ホルモンを供給し、
体の中から損傷を修復する。この研究は動物実験ではすでに成功しているのだというから驚き。
02.遺伝子を書き換える
Googleが延命に関する研究を依頼している機関
カリフォルニア生命研究所のシンシア・キャニオン氏は
回虫の遺伝子を操作することで通常より10倍長生きさせることに成功している。
また、人の身長を制限するために働く遺伝子が長寿に関係しているとも考え、現在薬品を開発している最中だそうだ。
03.幹細胞を培養し、注射する
細胞には、「体細胞」と「幹細胞」がある。聞き慣れないと言う方も多いかも知れないが、
簡単に言うと体細胞は分裂する回数に限界があるが、幹細胞は無限に増殖することができる。
カナダの富豪ピーター・ナイガード氏は、幹細胞の研究に多くの資産を投じている。
なぜなら、血液、歯、骨髄、脂肪などから抽出することが可能で、様々な臓器に成長する能力を持っている。
いわば体の「スペア」をいつでも用意できるということ。
同氏は自身の幹細胞を培養して年に4回注射しているのだそう。
本人は、長生きできるだけではなく自分が若返っているとも信じている。
科学者の中には彼の執着が真剣な幹細胞研究の名誉を損なうとして批判する意見もある。
しかし、一方では「もしお金持ちで自分の幹細胞を保存しない人がいたら、愚か者でしょう」と言う医師もいるようだ。
04.3Dプリントした臓器を移植する
あまり知られていないかも知れないが、すでに3Dプリントの技術で腎臓や肝臓のコピーを作ることは可能になっている。
溶液に浸した組織の細胞を使って製作するもので、まさに自分の体のコピーをつくることができる。
あとは車のパーツを交換するのと同じように、古くなった組織を新しいものと交換するだけ・・・。
そんな時代が本当にやってくるのだろうか?
05.身体の機械化
ロシアのインターネット業界の富豪であるドミトリー・イツコフ氏は、脳を再構築するプロジェクトに投資しているようだ。
物理的に自分の代わりとなるようなロボットに、意識を移し替えようというもの。
彼は自分の趣味を1万年楽しみたいのだと語っています。
さらに、Googleのフューチャリスト、レイ・カーツワイル氏は不死はすでに私たちの手の中にあると言っています。
彼の予測では、2045年にコンピューターは我々の知能を超え、
テクノロジーと一体化し、意識をコンピューターにアップロードすることで人類は生物学的な能力を超えるのだとか・・・。
本当にSFのような世界だが、ここまで多くの技術者が取り組んでいるという事実には驚く。
不老不死が生まれるということは人口が減らなくなるということでもある。
そうなったら食料など別の問題も出てくるはずだ。
ポジティブに発想を転換するのであれば、
自然エネルギーのみで稼働できるロボットとして宇宙を彷徨い続けるなんて発想もできなくはなさそうだが、
ちょっと今の段階では現実離れとしかいいようがないのかもしれない。
一体どんな世の中になってしまうのか・・・。
http://news.livedoor.com/article/detail/10020655/
と、この様に世界の大富豪や、大天才が様々な角度から挑み続ける不老不死という見果てぬ夢('ω'`)
凡人の私からすれば、不老不死などは到底理解できぬ事ではあるが
生前にこの世の幸福を味わった人間はいつまでもその甘美な世界に浸っていたいと思うものなのだろうか('ω'`)
はたまた、逃れられない死という現実から逃避したいだけなのだろうか('ω'`)
また、不老不死とはまた少し違うのかもしれませんが
クライオニクスという事も実際に存在してます('ω'`)
聞きなれない言葉かもしれないが、平たく言ってしまえば人体冷凍保存です。
色々な理由からどうしても死を受け入れられず
新たなる未来の技術にその身を託し、生き返るかもしれないということで
死後、自分の人体を冷凍保存するというのです('ω'`)
実際の海外ではそういった財団も存在し
全身保存で約15万ドル、頭部のみで8万ドルかかるそうです('ω'`)
その方法に関してはここでは記述しませんが
その目的から設立以来、法学、法医学、宗教、倫理など様々な立場から批判や擁護を受け
遺体を巡っては裁判ざたになることもあるなど、アメリカ国内外において論争を巻き起こしているそうです。
有名な事件の1つとしては
打撃の神様と呼ばれたメジャーリーガー
テッドウィリアムズの遺体を巡る一連の事件、裁判があります('ω'`)
テッドウィリアムズ氏の死後、テッドウィリアムズの3番目の妻との子の長男ジョンは
テッドの葬式も埋葬も行わずに冷凍保存したと発表しました。
ジョンの意見としては、これは故人の意思であると主張しました。
しかし、テッドウィリアムズ氏の最初の妻との子の長女ボビージョはこれに反対し
葬式および埋葬を行うようにジョンに訴えました。
過去に例の無い裁判は混迷を極めたが
冷凍保存施設のアルコー延命財団が裁判所に
「冷凍保存自体は頭部だけでも可能」と申し入れたこともあり
頭部と胴体を切り離し、頭部は引き続き保存し、胴体は海へ散骨という判決が下されたそうです。
この事件により、人体冷凍保存は世界的に有名になりました('ω'`)
私はこのニュースと財団を知った時は、関心や興味よりも先に
純粋に恐怖を感じました('ω'`)
しかし、不老不死というものを追い求める人がいるからこそ
こういった財団が立ち上げられ、多くの人がそこに自分を半永久的に保存するのでしょう('ω'`)
私は宗教よりも医学科学の方がよっぽど人を救うと思う人間です('ω'`)
神を祈り、信じるものは救われるとよく言いますが
実際に信じるものがすくわれるのは足元だけだと思うんですよね('ω'`)
けれども、クローン技術や遺伝子操作の類を初めて聞いた時は
それは大丈夫なのか?と思ったりもしましたし
例えば妊娠中に子供の障害が見つかり中絶をしたという話や
代理出産の件なども、どうなんだろうなと思ったりもしました。
しかしそれは当人でしか分からないことなんでしょうが
私の一意見とすれば、もう既に神の領域とやらに踏み込んでいると思います('ω'`)
けれど、それが決してダメだとは思いませんし
見ているだけで助けてくれない神様と、倫理を語る論者よりも
自分の知能と技術を生涯を持って後世に紡ごうとする科学者や、医療従事者の方が
私の意見としては好きかなって思うんですよね('ω'`)
最初は興味本位から始まり
手の届く範囲の人間を助けたいという思いから技術は進み
世界中の人間を救いたいと思った人が更に技術を深め
いつしか、今の現代に行き着いたんだろうなと思います('ω'`)
不老不死とまでは到底及びませんが、平均寿命が年々伸びていることがその証明だと思います
しかし、それにより引き起こされている社会問題も沢山あることもまた事実('ω'`)
このペースで行けば、近い将来
不老不死を手に入れる人間も出るんじゃねぇかなと思ってしまうのがまた1つ怖くもありますね('ω'`)
仮にそれが一般的に普及してしまう未来が来た時
人類が全員不老不死を受け入れるとは到底思えませんが
私だったらどうするだろう・・・('ω'`)
家族も、友達も、恋人も皆受け入れるといっても
私は受け入れずに死を選ぶかもしれない('ω'`)
と、そんなことを思いました( ・´ー・`)
さてさて、なぜこんなことを長々と書いたのかといいますと
暇な時間になんとなく調べてみたら面白かったので
皆さんにも1つ問いを投げてみようと思いましてね('ω'`)
中二っていうか、こういうことの考えを深めることって面白いですよね('ω'`)
そんな感じで今日のところはこの辺で('ω'`)!
最後になりますが、本記事は特定の人物、団体をバカにする内容ではありませんのでご理解ください('ω'`)
ではではヾ(*´ω`*)ノ
コマ
個人的には私、哲学とか宗教論とか死生観を持たない人のほうが怖いです。
さておき、何を持って不老不死とするのでしょうね。
肉体がいつまでも若ければ意思は問わないのか、自分の記憶があるのならば器は問わないのか。
もし、個人レベルで不老不死になったとして、宇宙の終わりをどう迎えるのか。
石の中に閉じ込められたらどうするのか。考えるのをやめるのか。
飽きたら静かに眠るのか。あとで蘇らされ、自分の意に反する生(?)を延々と続けられたらどうするのか。
存在の消滅に関する恐怖が消えたとしたら、生まれるのは「存在が消滅しない恐怖」だったりしてね。オモロ。
宗教、つまりそれはエセ新興宗教などでなく「個人の心の拠り所」としての純然たる宗教のことですが、そういうものが必要となる余地は、そういうところにあると思います。
理由がほしい、因果がほしい、疑問に対する答えがほしい。その欲があるかぎりは。
科学と宗教は認識の両輪だと思います。
さておき、何を持って不老不死とするのでしょうね。
肉体がいつまでも若ければ意思は問わないのか、自分の記憶があるのならば器は問わないのか。
もし、個人レベルで不老不死になったとして、宇宙の終わりをどう迎えるのか。
石の中に閉じ込められたらどうするのか。考えるのをやめるのか。
飽きたら静かに眠るのか。あとで蘇らされ、自分の意に反する生(?)を延々と続けられたらどうするのか。
存在の消滅に関する恐怖が消えたとしたら、生まれるのは「存在が消滅しない恐怖」だったりしてね。オモロ。
宗教、つまりそれはエセ新興宗教などでなく「個人の心の拠り所」としての純然たる宗教のことですが、そういうものが必要となる余地は、そういうところにあると思います。
理由がほしい、因果がほしい、疑問に対する答えがほしい。その欲があるかぎりは。
科学と宗教は認識の両輪だと思います。
2015/05/18 Mon URL [ Edit ]
ゼロ
>>コマさん
それは不老不死をテーマとした時によく語られるそうですね('ω'`)
仮に実現したとしても様々な理由から幸福にはなれないっていう話ね('ω'`)!
宗教に関しては日本ではあんまり良いイメージは無いですよね('ω'`)
それに特定の宗教が深く根付いている地域って
後進国が多いと思いますし
時代の流れによって淘汰されていくんじゃないかなと個人的には思います('ω'`)
そもそも宗教って医療がまともに無かった時代に生まれたって言いますし('ω'`)
自分は無宗教ですかね('ω'`)
何を心の拠り所にするかは人それぞれで素晴らしいと思いますけどね('ω'`)
それは不老不死をテーマとした時によく語られるそうですね('ω'`)
仮に実現したとしても様々な理由から幸福にはなれないっていう話ね('ω'`)!
宗教に関しては日本ではあんまり良いイメージは無いですよね('ω'`)
それに特定の宗教が深く根付いている地域って
後進国が多いと思いますし
時代の流れによって淘汰されていくんじゃないかなと個人的には思います('ω'`)
そもそも宗教って医療がまともに無かった時代に生まれたって言いますし('ω'`)
自分は無宗教ですかね('ω'`)
何を心の拠り所にするかは人それぞれで素晴らしいと思いますけどね('ω'`)
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